お母さんも赤ちゃんも健康な歯に!
2019/04/13 16:20:01
『妊娠すると歯が悪くなる』というのは本当で、これには妊婦さんの体のさまざまな変化が影響しています。
急激に増える女性ホルモンが大きく関わっています。歯周病菌の中には女性ホルモンを栄養源にする菌がいて、妊娠中は普段以上に歯肉炎が起きやすく、ホルモンの影響で唾液量が減ることや、甘い物や酸っぱい物を好むこと、つわりで歯磨きがしにくいことなど、よくないあらゆる条件がそろいます!
妊娠中に歯周病が進行すると早産や低体重児出産の危険があるとわかり、ほとんどの自治体で母子健康手帳に無料歯科健診受診券があります。しかし妊娠健診受診者のうち5.8%しか妊産婦歯科健診を受けていない状況です。
基本的に妊娠中でも歯科治療は出来ます。
赤ちゃんの歯は生まれてからつくられると思われがちですが、実はお母さんのお腹の中ですでに生える準備をしています!乳歯がつくられるのは妊娠7週目から、永久歯の歯のもとになる芽も妊娠4~5ヶ月から出来始め、この時期にカルシウムやビタミンなどの栄養を十分に摂るかどうかで、赤ちゃんの歯の質が違ってきます。
妊娠前や妊娠中に「マイナス一歳から赤ちゃんの丈夫な歯を育てる」という意識が大切です♪
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