低ホスファターゼ症(HPP)
2021/05/06 13:32:01
低ホスファターゼ症(HPP)は、骨の強さや成長にかかわるアルカリホスファターゼ(ALP)という酵素(たんぱく質)の働きが弱いために起こる遺伝性の難病です。
主に骨がうまく育たないことによる骨格の異常や呼吸器障害、筋肉・関節症状、腎障害や神経系障害などがおこり、症状としては骨化不全、呼吸不全、体重増加不良、高カルシウム血症、けいれん、乳歯早期脱落などがあげられます。
5つの病型に分類され歯限局型は、一般的に乳歯の前歯は5・6歳頃から抜け始めますが、低ホスファターゼ症の子はそれより早く歯がぐらついたり、4歳以下で乳歯が抜けたりする場合が多く、歯の根が吸収せずに長いまま脱落してしまうのが特徴と言われています。
早期に病気を発見し、適切な治療を受けることが重要です!
5月14日(金)の午後は15時30分からの診療になります。
ご迷惑おかけしますが、宜しくお願いいたします。
第2・4土曜日 9:00-12:00
水曜日・日曜日・祝日は休診日です