中心結節
2019/02/24 19:49:01
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「中心結節」とは小臼歯(糸切り歯の後ろ2本の歯)に多くみられる歯の形態異常の一つで、永久歯の噛み合わせの面にある尖った突起です。
普通は中心結節は存在しませんが、すごく珍しいということではなく、小学校の歯科検診に行くと何人かいます!
中心結節は、大人になるにつれてすり減ってなくなる事が多いですが、まれに何かの拍子で折れてしまう事があります。このとき突起の中にも神経が入っているため、突然折れてしまうと神経が出てしまい痛みが生じたり、歯の根の成長が止まったり、神経が腐ってしまい歯ぐきが腫れたりする事もあります。
突起が急に折れるのを予防するには、飛び出した中心結節のまわりに白い詰め物を埋めて、噛んだ時に突起物と詰め物が一緒に徐々に削れていき折れてしまうのを防ぐ処置があります。
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