噛めるお口を維持しよう
2021/02/18 10:12:01
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噛めなくなると、全体的に食が細くなったり、やわらかいものを好んで食べるようになります。すると、食事全体に占めるおかゆやうどんなどのご飯類や麺類の比重が増えるほか、手軽に満足感を得られるお菓子の間食も増える傾向があります。その結果、糖質過多になりやすく、血糖値のコントロールが難しくなります。
もともと高齢になると体へのたんぱく質の吸収率が落ちるのですが、そのうえ摂取する量自体も減ってしまうと、深刻なたんぱく質不足になり、筋肉量が減って体力や免疫力の低下を招きます。
国民健康・栄養調査によれば、70歳以上の高齢者のうち「噛めないものが多い」かたの約33%に低栄養の傾向が見られ「噛んで食べることができない」かたに至っては、約63%に低栄養の傾向がありました。
低栄養は、高齢者の自立度を低下させる大きな問題です。低栄養がきっかけで介護が必要な状態になることも少なくありません。
噛めるお口を維持することが大切です。
窒息・誤嚥事故防止
2021/02/02 07:45:01
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今日は節分です!
2月2日の節分は124年ぶりだそうです。
乳幼児は、食品をかみ砕く力や飲み込む力が未発達なので、豆やナッツ類で窒息することがあります。例えば節分豆は、乾燥していて軽いので、飲み込む準備が出来ていない時に喉に落ちたり、息を吸った時に不意に喉に移動して、喉に詰まることがあります。
豆やナッツ類は、5歳以下の乳幼児には食べさせないようにしましょう!
食べる時には、物を口に入れたままで、走ったり、笑ったり、泣いたり、声を出したりすると、誤って吸引し、窒息・誤嚥するリスクがあります、姿勢をよくして食べることに集中させましょう!
第2・4土曜日 9:00-12:00
水曜日・日曜日・祝日は休診日です