歯周病は、歯と歯ぐきと歯周組織に炎症が起きる細菌感染症です。痛みなどの自覚症状がないまま進行してしまい、最悪の場合には歯を失うこともある怖い病気です。
特に歯周病罹患者が増え始める30～40代は、歯周病を予防するためにケア用品を見直す適期と言えます！
歯磨き剤や歯ブラシの特長を活かした丁寧な歯磨きこそが、歯ぐきケアのカギになります。
歯磨き剤の成分によって効果はさまざまです、お口の状態や目的などにより、自分にあったのを選ぶことが大切です。

11月8日は『いい歯の日』です。
口はウイルスや細菌の入り口てす。感染症対策として、「手洗い・マスク・密を避ける」がありますが、そこに「歯磨き」や「うがい」といった口腔ケアを加えていくことが有効です。
お口の中に入ったウイルスは、まず舌の上の粘膜細胞に付着します。その際に、口腔内にある細菌が出すたんぱく質分解酵素が、ウイルスの細胞への侵入を促進します。だからこそ、お口の中を日頃から清潔にしておくことが重要です。
新型コロナウイルスだけではなく季節性インフルエンザも気になるこの季節こそ、丁寧なお口のケアを心がけましょう。

認知症の中で最も多いのが、アルツハイマー型認知症でアミロイドβ（異常なたんぱく質）などの物質が脳に蓄積され神経細胞にダメージを与えることによって発症します。
近年、歯周病の原因菌やその毒素が血管を通じて体内に侵入すること、脳に蓄積すること、認知症のリスクが高くなることは分かっていました。
蓄積の仕組みは詳しく分かっていませんでしたが、最近、歯周病菌がアミロイドβを脳への蓄積を加速させてしまい記憶障害が起きる仕組みが明らかになりました。
高齢化社会において認知症にならない対策が求められています、歯周病の治療や予防で認知症の発症や進行を遅らせることが大切です！

メンタルデンタルヘルス（精神衛生と歯科衛生）―歯科学の精神衛生への期待―
についての市民公開講座がWEBで開催されます。
http://web.apollon.nta.co.jp/jspf63/
上記ホームページで視聴出来ます！
期間は10月16日(金)10時から11月30日(月)正午までです♪
参加費無料で事前登録不要です、メンタルヘルスを保つにはどうすればよいか、デンタルヘルスとのかかわりについてのお話しです、お気軽にWEB講座にご参加下さい。

10月15日・19日の午後の診療開始時間変更のお知らせです！
10月15日(木)は15：30～
10月19日(月)は16：00～
となります、ご迷惑をお掛けしますが宜しくお願い致します。

ゆりの木歯科のニュースペーパー5号です！
今回は「お口ポカンになっていませんか？」です。お読み下さい。