11月8日は『いい歯の日』です。

糖尿病と歯周病とは、一見全く関係ない疾病のように思われるかもしれませんが、この２つの疾病は深く関係しています。
日本の糖尿病有病者と糖尿病予備軍を合わせると2千万人を越えるといわれており、その数は急増しています！
歯周病は細菌感染が原因であるため歯周病菌が増え、それが歯肉の血管内に侵入し、毒性物質を作り出します。それが血液を介してインスリンの働きを妨げ糖尿病を悪化させる因子となります。
また、糖尿病で歯肉の血管が傷んでしまうことで、歯周病が進行しやすくなります。
つまり、歯周病により糖尿病が悪化し、糖尿病が悪化すると歯周病がさらに進行するという悪循環に陥ってしまうのです★
定期的に歯科治療を受けると糖尿病の合併症が35％、糖尿病による死亡率が25％低下します。
歯周病を予防・改善していきましょう！

11月23～25日まで休診とさせていただきます。24日の振替日として10日と17日は午前・午後、診療いたします。

スウェーデンは歯科予防医療の発祥地として世界の歯科医療のお手本となっています！
1970年代に「虫歯・歯周病予防」を国家プロジェクトとしてスタートさせ国民に歯科医院で「虫歯・歯周病予防」を受診することを義務づけたそうです。
矯正治療を含めて23歳まで無料で歯科治療を受けられる医療制度もあり、スウェーデンでは虫歯・歯周病予防は必要だと思っている国民の割合は非常に高く、70歳になっても日本人と比較して多くの歯が残るそうです。
歯を失ってしまうという事は、誰にでも起こる老化現象などではなく「虫歯・歯周病予防」にきちんと取り組むことによって歯は残せるのだということをスウェーデンの取り組みとその成果が証明してくれています。
歳をとっても健康に過ごしていくためには、若いうちから自分の歯のケアについて意識を高く持っておきたいですね♪

電動歯ブラシは価格が高いため実際に使用している方は少ないようですが、短時間で手磨きの歯ブラシよりも磨けて、超音波電動歯ブラシは毎分約3万回の音波振動を発生させるため、歯垢除去だけでなく歯周病菌などの細菌除去をし歯周病予防に効果があります！
最近の電動歯ブラシはオシャレで持ちやすく、メーカーによってはスマホのアプリと連動して最適なブラッシング方法を教えてくれたり、磨き残し部位を教えてくれたり、ブラシの交換時期を教えてくれたりと一人ひとりに合ったオーラルケアの方法とコツをお知らせする機能がある物もあります♪
また、お子様用のアプリでゲーム感覚で楽しみながら、正しい歯磨き習慣を身に付け歯磨きの方法を学べるのもあり歯磨きが苦手なお子様にもおすすめです★

毎日使う歯ブラシをどのタイミングで新しい物と交換していますか？

多くの方が、毛先が広がった時に新しい歯ブラシに交換しているようです！
歯ブラシの平均使用期間は、どの年代も「平均1か月以上」という結果で特に10代・20代については「平均2か月以上」使用している事が分かりました。
毛先が1割開いた歯ブラシは清掃力が約4割低下してしまうことがわかっています。
歯ブラシは毛先が開くと歯にきちんとあたりにくく汚れを落とす力が弱くなるばかりでなく、歯ぐきも傷つけてしまいます★

毎月8日は「歯ブラシ交換デー」です♪
これからは8日に歯ブラシの交換を習慣にしませんか？

10月の休診日のお知らせです。

10月6日（土）～8日（月）と10日（水）を休診とさせていただきます。
10月3日（水）は振替日として通常診療いたします。
ご迷惑をお掛けしますが宜しくお願いします！